三木敏正エッセー第三弾
「蛤御門の変」を語るなら この「ダイジェスト」一冊!
【内容紹介】
第一部は「蛤御門の変」、第二部は、その前哨戦である「伏見深草一本松の戦い」の二部編成です。
主題の「蛤御門の変」は、長州藩がアメリカ商船を砲撃したという攘夷決行(下関事件)により、公武合体論を進める公家や重臣らによって彼らは中央を追われた。(八月十八日の政変)長州藩がこれに対抗しようとする中、池田屋事件が起きたのを機に、長州藩と志士らが会津藩主松平容保を討ち取らんと挙兵し、京都御所へ攻撃を仕掛ける。
本書は、その長州藩各部隊の編成、指揮官、将校らのメンバー及び兵力と、御所守備の官軍の態勢をはじめ、戦闘模様は、長州各部隊が京都周辺に集結し、一斉に御所に向かい進軍開始する時点から、戦いの様子は、御所西側と堺町御門の戦いに分け、時刻を追って、それらの戦闘図などを加え、分かりやすく記してあります。
また,項末には「余談」として、蛤御門の変および戊辰戦争における伊勢津藩の対応について、筆者の見地も述べられています。
第二部は、御所襲撃に向かう長州伏見部隊が、伏見街道の深草直違橋通一本松において、大垣兵や会津、新撰組などの守備隊に阻止され敗退、長州軍御所攻撃に参戦できなかったという、その「前哨戦」の戦記です。
平成27年11月20日 初版発行
B6判 96頁 並製本 カバー付き 1冊1,000円
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著者について
1930年生まれ。兵庫県姫路市出身。
電気通信省~国際電信電話株式会社を経て
財団法人・国際通信文化協会役員、および
東京商工会議所・東京海外通信懇話会事務局長。
1993年退任、以後フリーライター。
著書
昭和十年代の「京都・深草昔ばなし」
随想「耳に残る音」「伏見の通り名の唄」など。
自宅 つくば研究学園都市
つくばみらい市(茨城県)
現在、京都市伏見区在住。