身近にあるモノを使った簡単な豆本ノートの作り方を紹介します。
豆本の材料はほぼ全て100円ショップで揃えられます。
少しずつ出来上がっていく豆本の過程がとても楽しいですよ!
●材料の紹介 (縦45mm×横38mm・120ページの豆本)
⑧カッターナイフ ⑨ものさし(カッターが使える金属性のもの)
⑩木工用ボンド(水で薄めたものと原液とを使い分けます) ⑪はさみ ⑫やすり(細めのもの)
⑬鉛筆 ⑭筆(16号くらい)
あと、写真にはありませんが、ボンドを水で溶く小さな小皿(パレット)があれば便利です。
⑩木工用ボンド(水で薄めたものと原液とを使い分けます) ⑪はさみ ⑫やすり(細めのもの)
⑬鉛筆 ⑭筆(16号くらい)
あと、写真にはありませんが、ボンドを水で溶く小さな小皿(パレット)があれば便利です。
1.本文用紙の作製準備をします。 本文用紙30枚を全て二つ折りにします。 そのまま本文の仕上がりサイズになるので、できるだけ丁寧に折ります。折った部分が丸く膨らまない様、爪でしっかりとしごいておきます。 |
3.本文用紙の背の接着をします。 ボンドを少量の水で薄め(ボンド3:水1くらい)、背(ヤスリで切り込みを入れた方)全体に塗っていきます。(写真上) 塗り忘れ部分がないようにします。この時ボンドが濃いと、本文用紙がとれやすくなり、薄すぎるとボンドが滲みこみすぎて本文が開きにくくなります。 その後、背が開かないように大クリップではさんで乾燥させます。(写真下) |
5.表紙を作る準備をします。 表紙用のボール紙(32ミリ×44ミリ)を2枚用意します。 次に本文の背の厚さを測り、それと同じ幅×44ミリのボール紙を1枚用意します。今回は本文の背の厚さが7ミリなので、7ミリ×44ミリになります。(写真上) 表紙の紙を裏返して、中央に表紙用のボール紙を2枚仮配置します。この時2枚の間隔は約20ミリ、背用のボール紙は、その中央に配置します。(写真下) |
6.表紙のボール紙を接着します。 仮配置したボール紙を正確な位置に貼り付けるため、鉛筆でアタリ線を引きます。(写真上) ボンド(水で薄めたもの)をボール紙に薄く塗り、アタリ線に沿って貼っていきます。(写真下) |
7.表紙の余分な部分を切断します。 上下左右をそれぞれボール紙より約8ミリのところで切り落とし、四隅を斜めに切り落とします。(写真上) 斜めに切る時、ボール紙の角から約1ミリ~1.5ミリ外側で切るようにします。(写真下) ボール紙ぎりぎりのところで切ってしまうと、出来上がったときに表紙の角から中のボール紙が見えてしまいます。 |
8.表紙を完成させます。 ボール紙からはみ出た部分にボンド(水で薄めたもの)を付け、ボール紙にまいて接着していきます。(写真上) 接着したあと、(写真下)のように、出来るだけ丁寧に折り目をつけて乾燥させておきます。 |
9.はなぎれを製作します。 私はいつも表紙の余り紙を使います。 本文の背と同じ幅の用紙を用意します(今回は7ミリ)。長さは70ミリくらいでよいでしょう。 端から15ミリくらいのところで二つ折りにしてボンドの原液(水で薄めていないもの)で接着します。(写真上) 反対側も同じように二つ折りにしますが、このときに全体の長さが42ミリになるように(つまり本文の高さより2ミリ長めに)調節して接着します。(写真下) |
10.しおり紐とはなぎれを接着します。 本文の背(とじ口)全体にボンドの原液(水で薄めていないもの)を塗り、しおり紐を接着します。(写真上) しおり紐の長さは後で調節するので長いままにしておきます。そして「はなぎれ」をその上から接着しますが、このときに本文用紙の上下にそれぞれ同じ長さだけ(1ミリずつ)はみ出すように調節します。(写真下) |
12.いよいよ完成です! 左図のように大クリップでとめて乾燥させた後、しおり紐を適当な長さに切って出来上がりです。(写真下) |
ここに紹介した豆本ノートの作り方はほんの一例です。
大きさを変えてみたり、用紙の厚さを変えてみたり、
表紙を加工してみたり…多少失敗してもそれはそれ。
いろいろと工夫して世界に一冊だけの豆本ノートを完成させてください!
「簡単な豆本ノート」完成品の紹介
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