◎全身麻酔

今日は「麻酔科」で話と説明を聞いてきました。

全身麻酔は31日で3度目です。

2,009年8月に京都大学病院が最初でした。

緊急入院だったので何の説明もなく(家内には説明されたかもしれません)

いきなり脊髄に太い注射針を刺し込んでは、その強烈な痛みで気絶しては話しにならないので

先ずその痛みを避ける為の注射を1本、身体のどこかにされました。

その後!正に!ブスlっと音を立てるように脊髄に!針の先っぽがへそまで届くのでは。。。。

と、そこまで感じる暇も無く、もう目の前はま黒!

死ぬときはこんなふうかなと。。。

12時間余りの手術後目を開けたら、目の前にきれいな娘さんが!

ここは何処!?キャバクラ?(まだ行って経験がありません)

娘さんと私の距離は、私が手を伸ばし引き寄せるとキスが出来る!

しかし、私の手はびくとも動かず、口からは人工呼吸器が喉奥まで仕込まれ!猿ぐつわ状態。

その上に長時間の麻酔のせいで、せん妄 状態に陥り、昼なのか?夜なのか?

さっぱり検討がつかず、脳みそがぐちゃぐちゃなって耳の穴から流れ出すのではと。。。今までに経験しなかった

恐怖が襲いかかり、さらに不思議と耳だけははっきり聞こえるのです。

「集中治療室の子供が危険な状態!」「窓から飛び降りたらしい!」



何年もの間、目が覚めず、耳だけがはっきり聞こえていたら。。。。そして主従医が

「もういいでしょう」  家族が(そうですね、やるだけやったのですから)こんな会話が耳に入ったら!!!


2年前に天国に旅だった母親がこんな状況になりました。

家族は諦めませんでした。

母親は大の演歌好きでした。

娘のフォークマンを借りド演歌をイヤホンで聴かせました。

毎日、毎日。。。その間、どこで情報をもらったのか!葬儀屋からの電話!パンフレット!

次々と郵便ポストに投げ込まれました。

1週間後!母親の左人指し指がピクリ!!

その後の闘病生活も大変でしたが、母親の笑顔を見ておくることができました。


家内に言ってあります。

その時は「伊東ゆかり」の「星をみないで」を聞かせてくれと。

「紙おむつはいて。。。オツサンが、星を。。。あほらし~~」


病院の帰りに道端で「ノイチゴ」の蕾みをみつけました。



深草中学校の運動場の入り口に梅がご覧の通り。