以前にも書いた気がしますが、爺爺は昔の事を、同じ事を、何度も話したがるものです。
が、私は意識して書いてるつもりいます。
高校1年の秋の陸上の試合が、彦根陸上競技場で、おそらく新人戦だったと記憶します。
200H(200mハードル現在は→400mH)に出場し、思いもよらない決勝まで辿りつきました。
(高校3年間で決勝まで行けたのは1600mリレーとこの200Hだけでした。)
最後のハードルを跨ぐ瞬間、ほんの僅か、或る選手が私の目に入り、トップだ!と分かり、或る選手は、中学からの憧れで
目標にしていた彼でした。
ええ~~~彼に勝ってる!
中学で神崎郡3校対校の陸上大会があり(依田選手が80mハードルでオリンピックに出場した翌年)私は覚えた立ての
依田さんと同じ80Hで出場することになり、依田さんと同じ様なパフォーマンスをスタート前に披露しました。
今からすると他校の選手はスタート前にもう何も出来ず、コチコチに固まって苦笑さえ浮かべていたような?
怖いもの知らずは、他校の選手を大きく引き離し優勝しました。


その勢いで滋賀県の県大会に80Hエントリーする事に。
皇子山陸上競技場です。
中学の体操着の白い短パン姿の私の目に、軽やかに、しかも競技用パンツには格好いいスライプ!姿の彼が、スタート前の
練習してる姿が飛び込んできて圧倒され、今度は私が苦笑いする羽目に。
そうなったらもう駄目!3歩で飛び越えるのが、3歩、5歩、挙句の果てには7歩!ゴールにはもう誰も居ない状態。
その時の彼が、私の僅か後ろを走り、追いつこうと、追い越そうとする姿が目の端に写り。。。
次の瞬間、親を恨みました!あと2㎝たった2㎝足を長く産んでくれたらこんな悲劇は起こらなかった筈と。
最後の10台目の木製の軽い木製の板切れに。。。また恨みましたスパイクのピンが後2mm、0、002m短かったら。
短い足を板切れに引っ掛けてよろけてしまい隣の彼のコースに短い足を踏み入れてまではよかったのですが優勝候補
の彼は転んでしまったのです。
私はコース侵入罪で失格!永久追放? 彼は飛び火をくらい、これまたコースアウトで失格でした。
17m29cmは200Hのハードル間です。
死んでも忘れないでしょう(大笑い)