京都の河原町通りを西に少し入った所に”栞”と言う、可愛い女子を誘うには持って恋の純喫茶がありました。
狭い階段をあがると、恋も一気に弾けそうな雰囲気の薄暗さが。。。。コーヒーの味を分からなくしてしまます。
若い二人には、コーヒーだろうと赤出汁であろうと。。。店主は見抜いてるのです。ミズ商売ですから。
今朝、大幅に予定をひっくり返す大メールが威張っていました。
海文舎
火ノ浦久雄さま
すこしおとなしくご無沙汰いたしました。
日記をかわらず拝読しておりましたら、なんともかぁいらしい菫の装丁万葉集にかぁいらしいじゅずだまの結ばれた栞が付されているではありませんか。
昨夜、かぁおかさんとおかやまでまたしても盃傾けており、「かぁおかさん、火ノ浦さんがこんなにかぁいい栞を付けておられます」とすてきな告げ口をしましたら、火ノ浦さんがじゅずだまをたくさん隠し持っておられるとお教えいただきました。
そこでへんな娘は、拙豆本にあの栞をお付けいただけますなら、無上のよろこびにございます。色はさて、月あかりな感じで、見返しの和紙と邪魔し合わないとなると、きなり、のような色でしょうか?
北尾さんにも「さらなるご面倒をお願いできますか?、じゅずだま栞付きますか?」メールを先ほどお送りしておきました。このくにでは根まわしなるものがいるらしいので?!
ということで、じゅずだま栞、付けてくださいね。お願いしますね。
余談ですが、牛深生まれのお婿くんに嫁いだ娘の名は栞、です。
お婿くんは双子の弟で、先に結婚していたお兄さんの奥さんは金魚のまちの長州うまれで潮里、しおりさんといいます。
兄弟の奥さんがしおりとしおりで、お義父さんお義母さん、双子の上のお姉さん、双子の下の妹さんみなで、結婚前に「呼び分けどうするか会議」が開かれました。
先に結婚していたおにいさんが奥さんを「しお」、と呼んでいるので、潮里さんを「しおちゃん」、後発?のうちの栞は「しおりん」にしようとなったそうです。
ところがうちの栞はちいさいときからまわりに「しおちゃん」と呼ばれ続けています。牛深の婚家で集合し、お義姉さんの潮里さんが「しおちゃん」と呼ばれるたびに娘の栞は一瞬「はい!」と反応し、「あ、いやいやちがった。ここではわたし、しおりん」と頭を切り替えるという嫁業?をしているそうです。
頭、ぐるぐるされていますか?
大丈夫ですか?
なんとか付いてきてくださいね。
ところで、わたくし茉莉亜まりのほんとの名前は坂本に「真里」と書きます。
さて、ここで問題です。この中で親子はだれとだれでしょう?
1 潮里
2 栞
3 真里
正解は2と3ですよ。
正解できましたか?
じゅずだま栞からこんなところまでやってきてしまいました。
頭ぐるぐる、おつかれさまでした。
あ、へんな娘のメールはいつでもどこ切っても日記に載せていいですよ。
このところ、趣味に、「火ノ浦さんなるおぢちゃんを笑わせる」が加わりました。ふふふ。
ではでは、うちの本に栞、付けてくださいね。
妙齢ならざるへんな娘
茉莉亜まり

数珠玉はご覧の通り沢山あります。
沖縄産 宮崎産 鹿児島産 ⇔それらを蒔いて出来た、海文舎の爺様の自家栽培の物など。
このところ ストラップを付ける事が多くなり数珠玉の出番が無く淋しい思いをしてました。
勿論!栞に「数珠玉」お付けいたします。(非常食が、、、栞に。。。)