◎浜木綿が刀みたいな蕾を。。。

朝、ガレ-ジ店を掃除してたら

みつけたよ!

今年は一寸だけ遅いけど

浜木綿が蕾を出した、刀みたいです。

  仕事場から見たら、こんな風です。

近くで見ると

  どうです。今、流行の二刀流?剣先みたいです。
我が家の周りには、15,6の浜木綿が植えてあります。殆どが鉢植えです。地植えにすると手が付けられない程
勢力を拡げてしまいます。

元気で、栄養たっぷりで、花を咲かせた浜木綿はふっくらとした種を残します。
その種(球根みたいに大きいです)を土に植えても、絶対と言っていいほど発芽しません。

浜木綿の種は、種自信の栄養で、半年から長いと1年は静かにしてます。
もう栄養を吸い尽くすと、ニョキと芽を出します。
(暫らく暗い部屋でほったらかしにすることです)

それを鉢植えするのです。 めんどくさい様ですが、簡単です。

万葉集にも詠まれてます。

  これは、我が社が制作してる「万葉集名歌100選絵歌留多」のものです。

み熊野の浦の浜木綿 百重なす 心は思へど 直に逢わぬかも  柿本人麻呂 巻4-496

「口語訳」み熊野お浦の浜木綿のように、幾重にも 心に恋しつつ じかに逢うことのかなわぬことよ

「奈良県立万葉文化館」出版の「万葉日本画の世界」の116~117pに「小島 和夫」画伯も「浜木綿」を
描かれてます。



   三角フラスコに生けた 芙蓉の花の蕾も咲いたよ。      火ノ浦久雄